「のぼり」と聞いて、飲食店での集客を思い浮かべるかと思いますが、もちろんのぼりは他の場所でも効果を発揮します。
元々、のぼりは戦国時代に敵陣と自陣区別するために使われていました。
現代で見かけるのぼりは、どこで使われているのでしょう?
□交通標識としてののぼり
ドライブや普段の運転で「安全運転」「とびだし注意」といったようなのぼりを見かけたことはないでしょうか。
事故の多い交差点などでは、こういったのぼりを設置して運転中の注意喚起を促す効果があります。
また「春の交通安全運動」「STOP飲酒運転」などスローガンを入れるのも効果的です。
□選挙でののぼり
街頭演説などで、候補者の名前が入ったのぼりを設置していると、遠くからでも誰が演説をしているのかが一目瞭然です。
政党名やスローガンの入ったのぼりと並べるとより効果的です。
□スポーツイベントでののぼり
野球やサッカーの試合では、スタジアムへの導線に選手の名前や写真が入ったのぼりを並べている場合があります。
道案内としてののぼりの効果だけでなく、選手の顔と名前を覚えてもらう、応援してもらうという目的があります。
□教育関連ののぼり
学校や学習塾などもまた、のぼりを設置するのに最適な環境です。
学校であれば校名ののぼりを宣伝のために設置したり、入試の時の道標などに使われます。
スポーツの試合で応援席でのぼりを持って応援することも。
学習塾の場合は「夏季講習」「生徒募集中」「東大合格率◯%」など、その塾で何をやっているか、何が売りかを示しています。